6年生の国語は小学校の国語学習における「物語文」の最終単元「海の命」です。

この物語文最終単元「海の命」に至るまでの学習において、「帰り道」では、人物の相互関係や心情をとらえる、「やまなし」では、表現の効果を考えたり、文章を読んで理解したことに基づいて自分の考えをまとめる、といった学習をしてきました。
「海の命」は、物語文教材の学習のまとめとして、これまでに学習してきた読みの力を生かして、物語を読み進めていく楽しさを味わい、人物相互の関係や登場人物それぞれの生き方や考え方を読み取り、それに対する自分の考えをまとめていく言語活動です。

前時に「海の命」を読んでみました。ここで「浪速の最強主婦」倫子Tは、お友達が心に残ったことや疑問に思ったこと等の感想を交流させ、詳しく読んで考えていきたいことを整理していきます。
お友達の「なぜ?」をもとに学習課題を設定することで、作品をより詳しく読み取る必要性が生まれ、主体的に読もうとする姿につながるんです。




物語を読むということと、私たちの実生活につながる部分がありますよね。この「海の命」の筆者は、「山のいのち」「田んぼのいのち」等の「いのちシリーズ」と呼ばれる作品をたくさん書いている立松和平さんです。
題名「海の命」について読み込み、考えることで、6年生のお友達はきっと「命」についての考えを深めていくんでしょうね。
6年生の小学校での国語の学習も「大詰め」です!