1年生の国語は「ずうっと ずっと だいすきだよ」です。

この単元にでてくるお話しは,主人公の「ぼく」が,自分といっしょに育ってきた犬「エルフ」を,いかに愛していたかを,回想
の形をとって,一人称で語られている物語です。

前時までに,「動物の赤ちゃん」を学習してきました。また,この時期,1年生のお友達は,生き物に対して強い興味・関心をもっており,生
き物を飼ったり,病気やけがなどの看護や手当てをしたりした経験をもつお友達もいると思います。そのため,「ぼく」
に同化しながら物語を読み,「ぼく」の気持ちに,より共感できると思います。

この単元での学習をきっかけに,動物が登場する本を読み,紹介し合うなど,楽しんで読書をする姿勢を育てるのに適した教材であると思います。さー,時間的な順序をとらえながら,しっかり読み込んでいこうね。がんばれ,1年生。
このお話を読んで,わたしはフランダースの犬を思い出しました。最後のシーンは思い出しただけでも泣けます。