６年生の国語は，古典芸能狂言「柿山伏」です。
 
　今まで，「柿山伏」のお話の内容や登場人物の特徴などを読み取ってきました。今日は，実際に山伏と柿畑に別れて，ある場面を演じてみようというわけです。二人一組になり，４つの場面から一場面を選び，セリフを読み合ってみよう。
 

 

 
　横江T「読むのは上手になったね。では，セリフに動きをつけてみようじゃないか。扇子（せんす）を開いたり，バサッとやったり，てっぽうのまねをしたり，手拍子をしたり，さーやってみよう！」
 

 

 
　柿畑「とびそうな（手拍子をしながらあおる）　とびそうな？」　山伏「ひーひー（とぶまね）」
　山伏「おのれ　くやもうぞ～」　柿畑「なんの　くやむものか～」
　なんと，動きをつけることで，みんなのセリフが「狂言」らしくなってきましたよ～。こりゃおどろきです。
 
　グループで聞き会い，自然と拍手がおきのがええね。
 
　セリフに動作をくわえることで，自然と抑揚やお友達なりの言い回しなどが工夫され，とてもおもしろい喜劇ができましたね。

　実際に役になりきって演じることで，狂言の楽しさ，おもしろさを感じることができる６年生の国語「柿山伏」，ええね。