図工も版画ですが，こちらは木版画でしかも多色刷り版画です。
 
　みんながつくる木版画は，江戸時代活躍した，葛飾北斎さんの「冨嶽三十六景《神奈川沖浪裏》」です。 大いなる自然とそれに立ち向かう小さな人間。動と静，遠と近，そこに描かれた無限に広がる空間。「グレート・ウェーヴ」として世界的にも有名な一枚です。
 
　板を彫り，板に絵の具で彩色していきます。そして，板の上に紙をのせ，色を写し取っていきます。
 
うつしては，また色をぬり，紙をのせる。これを何回も何回も繰り返します。黒い紙をはがすたびに作品ができてくるのです。紙をめくるときの「ワクワク感」がたまらんね。
 

 
　色を重ねるたびに作品がどんどんできあがっていきます。この「グレートウエイブ」がド迫力です。みんな同じ「冨嶽三十六景《神奈川沖浪裏》」をつくりますが，それぞれちがうのがまた，ええね。
 

 
　この葛飾北斎作の版図が西洋に与えた衝撃は大きくて，画家のゴッホは弟テオに与えた手紙の中ですごく絶賛して，作曲家ドビッシーは交響曲『ラ・メール（海）』を作曲したことなどでも知られている名作。それが５年生のお友達の手によって，現代によみがえる。

　ええぞ，５年生！

　さー給食です。今日の給食はいうと･･･
 
　でました！半田市学校給食センター門外不出の極秘レシピメニュー「やきそば」です。
「やきそば」と「ロールパン」です。今日もどうやって食べようか，まよいましたが，やっぱり「やきそばパン」でしょう，となり･･･

　即席「やきそばパン」にしいただきました。焼きそばパン（やきそばパン）は，パンの間に焼きそばを挟んだ調理パンで，日本独自のパンの加工品だそうです。高校生のとき，売店で「やきそばパン争奪戦」があった思い出がよみがえりました。