4年生の国語は「一つの花」です。
この単元では,登場人物の気持ちの変化や性格,情景を場面の移り変わりと結び付けてとらえるを付けようと,長年,教科書に掲載されている「一つの花」。わたしもこのお話しはおぼえていますので,もう50年は掲載されていると思います。
今日は初読です。題名にもでてくる「一つ」という言葉は,全文を通して使われています。その時々で,この「一つ」という言葉には,登場人物の思いや願いが込められています。また,場面の状況とも関係しています。「一つ」という言葉に着目して読むことで,場面ごとの登場人物の変化や性格,情景を読むことができるのです。
今までに,「かさじぞう」「くじらぐも」のように,登場人物の名前が題名となっている物語や,「お手紙」など物語の中に出てくる物が題名になっている物語などにふれてきた4年生のお友達。今回の教材は,ざぜ,「一つの花」という題名を筆者はつけたんだろうね。
筆者が題名に込めた気持ちなども,今後,みんなで話し合っていこうね。
「もう一つ」「もう一つだけ,ちょうだい」このセリフが涙を誘います。
わたしも,毎日,「もういっぱい」「もういっぱいだけ」と言ってますが,そこに涙はありません。