2年生の道徳は「給食とうばん」です。給食は学校生活には欠かせないよね。給食とうばんはみんなにとって,とても身近な話題です。
給食の準備の時間,1年生がおもそうに,そしてあぶなっかしく大きな食カンをもって廊下を歩いています。給食が終わって,廊下を見ると,先ほどの1年生が食カンから汁をこぼしてしまったようです。さーここで,ロールプレイング(役割演技)です。重そうな食カンをもった1年生にみんなだったらどう声をかけるかな?
実際にやってみました。「僕がもってあげるよ」「あわてなくていいんだよ」「いっしょにもとう」など,自分なりの表現でやってみました。
廊下にこぼれた汁をみて,「1年生!汁がこぼれているよ!」と一緒にいたひろきさんが言いました。わたしは・・・,ここでもロールプレイングです。ひろきさんは純子Tです。
純子T(ひろきさん)「おーい!1年生!汁がこぼれているよ!」
お友達「いま,汁をふくぞうきんをもってくるから,まってて」 ええね!
汁がこぼれているのを見つけたわたしは,ひろきさんに声をかけ,ひろきさんとわたしでふきとっていました。すると,1年生の担任の先生がきて,「2年生のお姉さん・お兄さん,ありがとうね」と。しばらくすると,たくさんの1年生が2年生の教室のきました。1年生が声をそろえて「ろうかをきれいにしてくれてありがとう」といいました。
わたしとひろきさんはおどろいて,顔を見合わせるのでした。その後,みんなの顔がにこにこと笑顔になりました。というお話しでした。
今日は「給食とうばん」というお話しで,「あたたかいこころ」について考える2年生でした。
昭和の給食では,牛乳がビンでした。しかも今みたいに教室近くまでワゴンで運ばれてくることもなく,1階で別棟の給食室までとりに行かなくてはなりませんでした。教室が3階だと,1階の給食室から重たい牛乳ビンの入ったケースを2つもって,3階まで上がらなければなりませんでした。そんな係はいやだったけど,同じ班の女子に「わたし,できるかな~?」っていわれると「おれにまかせろ!」っていっちゃうんだよな~。