4年生の道徳は「社会のきまりをまもって ~雨のバス停留場で~」です。
おばさんのお家に,お母さんとバスに乗って遊びに行く日,その日は朝から雨でした。バスの停留場につくころにはけっこうな雨になり,お土産の袋がぬれないか,心配になるほどの降り方です。
停留場の近くの軒下に,バスを待つ人が雨宿りをしています。バスが近づきます。わたしは急いで停留場の先頭にむかい,バスが到着すると我先にとバスに乗ろうとしました。
そのとき,おどろくくらいの力でわたしの肩をおさえる人がいました。お母さんの手でした。お母さんは何も言わず,元なんでいたところにわたしを連れて行くのでした。やっとバスに乗ると,もう席は空いていません。「ほらね」という感じで母を見るわたし。お母さんは窓をじっと見ています。いつもなら優しく話しかけてくれるお母さんなのに今日はいつもとちがうお母さん。そんなお母さんの横顔をみて,自分がしたことを考えるのでした。
わたしは,どうして,ならぶことをせず,バスに乗ろうとしたのかな?
わたしの何が問題だったのかな?みんなで考えよう!
「ならんでいる人を無視すると,ケンカになってしまうかも」
「自分以外にもバスに乗る人がいるんだからならばなきゃいけません」
「安全が大事,あらそうことでけががおきるかもしれません」 なるほど。
「きまり」はみんなが気持ちよく過ごすためにあるんだね。「きまり」というより「マナー」に近いかな。
みんなが,よく聞く「花園あ・い・お・う・え・お」はどうしてあるのかな?一度みんなで考えてみようね。
きまりの大切さについて,考える4年生の道徳でした。
考えたところで,給食です。
今日の給食は「ラーメン」です。しかも,今日は「味噌ラーメン」です。梅雨空で,ジメジメしているけど,このラーメンで元気が出てきましたよ。