3年生の国語は「キツツキの商売」です。
子の単元は,音読を通して物語を読んで,内容を説明したり,考えたことなどを伝え合ったりするという言語活動です。
キツツキさんが森で「おとや」を開店し,キツツキと野ウサギさん,野ねずみさんたちとのやりとりを叙述をもとに様子をとらえていきます。
音を聞いた動物たちの気持ちを想像して話し合いますが,単に「うれしかった」「楽しかった」だけにとどまらず,「〇〇な気持ちだったと思います(主張)。なぜなら〇〇(根拠となる叙述)と書かれているので△△だと思うからです(叙述への解釈・理由)」のように,想像した気持ち。根拠となる叙述,そう思う理由の三点を伝え合うことで,言葉への見方や考え方を働かせます。
野ねずみたちは音を聞いて,幸せな気持ちだったと思います。なぜなら「きらきらしたきれいな目を」のところから,野ねずみたちは音を聞くのをとても楽しみにしていたと思うからです,などのように,根拠と理由を主張に加えて伝えることで,筋の通った論理的な主張になるというわけです。
場面の様子やしたこと,言ったこと等に気をつけて,音を聞いた後の動物の気持ちを叙述をもとに考える3年生でした。