1年生の国語は説明文「じどう車 くらべ」です。

前単元の「うみのかくれんぼ」では、3種類の海の生き物について、「何が」「どこに」「どのようにして」隠れているよと説明されている文章を読み、事柄の順序に気をつけて、内容をとらえることを学びました。また、文章を読む中で、主語と述語との関係をとらえることや、重要な語や文を選び出すことを学び、読みを深めてきました。

今回は「くるま」です。3種類の自動車を比べながら読み、その理解を深めていくという学習の中で、書かれている順序や、書かれている事柄と事柄の関係、また、事柄を関係づける「そのために」という言葉の働きを学びます。「そのために」が今回のキーワードってことだね。
まずは「バス」。その前に、みんなの家にの自動車はどんな特徴があるかな?バスとのちがいはあるかな?まわりのお友達と話し合ってみよう。

「うちの車はイスが4つかな」「家族全員が乗れるようにたくさん人が乗れるように大きい車にしたって、お父さんがいってたよ」「うちも大きい車だけど、バスほど人数はのれないな~」「後ろに乗ると外の様子はほとんど見えないな~」なるほど~
お友達の多くは、自分の家にある車はもちろん、走っている自動車を見たり、自動車のおもちゃで遊んだりする経験から、いろいろな自動車とその特徴を知っています。一方で、自動車の細部を見て、「しごと」と「つくり」という関係でとらえることは未経験のお友達がほとんどでしょうね。

さー、バスの「しごと」と「つくり」に注目してまとめていこう!

一つ一つの自動車について、「しごと」と「つくり」の関係を読んで、「あー、そうだったのか」「なるほど、そういう理由があったのか」と、驚きをもって読み進めることができる「じどう車くらべ」。
こうした読みを通して、情報と情報との関係を理解することを学んでいくんだよね~。がんばれ、1年生!