５年生は「日本伝統文化・伝統芸能の学習」です。ということで、今日は西川流日本舞踊の先生をお呼びして、「日本舞踊（にほんぶよう）」の出前授業を受講です。
 
　「礼に始まり、礼に終わる」、礼は大切な所作（しょさ）のひとつです。もうお稽古（けいこ）ははじまっています！
 
　さ～次は「扇子（せんす）」の使い方、持ち方、開き方、たたみ方のお稽古です。
 

 
　続いての所作は「すりあし」です。これが一番難しかったね。一本の線の上を下を見ないで脚をすらせながら歩みます。
　ときおり、脚をどう動かしてよいかこんがらがって、止まってしまうお友達も多かったけど、やっているうちに慣れてきました。
 
　いよいよ振り付けです。日本舞踊の手習い曲として親しまれている、舞踊小曲「さくらさくら」です。
「♫さくら～　さくら～　やよいの空は～･･･♫」です。
 

 

 

 

 
　お師匠さんの振りを見よう見まねでやってみたけど、みんな上手じゃないか～。２回、３回と繰り返しお稽古すればするほど、みんなお動きがとっても優雅（ゆうが）で落ち着いた雰囲気になってくるのが不思議です。　
 
　最後は先生の模範舞踊「ことぶき」を見せていただきました。
 

 
　 日本舞踊の魅力は、なんと言っても「動きの美しさ」だと思います。立ち居振る舞いを原点とした日本の「たたずまい」「礼節」「謙譲の美徳」「感謝」といった見えない「心（こころ）」がそこにあります。すっと伸びた背筋に、軸の通った動き、なめらかに弧を描く動作、その動きに、日本の美がつまっているんだね。

　今日は大変貴重な勉強をさせていただきました。西川流「ひな桜（よう）会」の先生方、ありがとうございました。