3年生の国語は「すがたをかえる大豆」です。
大豆についての説明文です。今日は本分の「中」に注目します。大豆がいりま豆,くろ豆,きなこ,みぞ,しょうゆ,さらに納豆,豆腐などに姿を変えて,わたしたちの生活で親しまれていることを読み取ります。
この「中」の部分,筆者は「大豆だとわかりやすい順」に説明しているのかな?簡単につくれる順かな?それとも姿をかえるのに時間がかからない順かな?,どの順で説明しているか,また,その順だとわかる文章表記とともに考えます。
自分はどの順で書かれているかを考え,その根拠となる表記に赤線を引き,タブレット端末に撮影し,ロイロノートで提出です。
さーみんなの意見が次々あがってきます。
今度は発表です。発表するには発表の話形が重要です。今回は話形のひとつとして「わたしは〇〇順だと考えました。理由は第〇段落に~と書いてあるからです」を使います。
みんなの意見を聞き,さーどの順なんでしょうか。早紀T「こたえはありません!みんな正解です。だって,どの順で書いたか筆者はいってませんものね」。
なるほど。しかし,順番をきめて,説明していくとわかりやく,読みやすいことがわかったね。
今後は,食べ物についての本を題材に,説明文を書く学習につながっていくそうです。
3年3組の掲示にも工夫がしてありました。
大豆の姿のかえかたを順で示してあります。みんなが視覚的にとらえやすいように工夫されています。
今回の授業は,現職教育の研究授業として,国語「れいの書かれ方に気を付けて読み,それをいかしてこう書こう」の授業を行いました。
夏休み中から今回の授業の準備を始め,計画的に進めてきました。掲示物,タブレット端末を使っての意見共有,話形をつかった意見発表など工夫がこらされた国語の授業でした。3年3組のみんなもたくさんの先生が授業を見に来て緊張したかな。
早紀Tお疲れ様でした。授業後に全職員で今回の授業についての研究協議会を行います。
「準備は周到に,やるときは一瞬で,チャンスは一度きり」