5年生の国語は「たがいの立場を明確にして,話し合おう」です。
この単元では,「どうすれば学校生活をよりよくしていくことができるかについて(例題)などの議題をもとに,互いの立場を明確にして話し合う」という言語活動です。これまで「どちらを選びますか」の学習などで,互いの考えの違いがはっきりするように質疑応答を行う対話の練習を経験してきています。今回は,説得力について判定する役割は設定せずに,立場の違いを明確にしながらも,話合いの中で集団としての考えを実際にまとめることを目指すわけです。
学習の見通しをもつことが主体的な学習には欠かせません。まずは,具体的な言葉の使い方などについて参考となる動画を視聴です。
出演者もちろん子役です。
お友達「言葉づかいがすごいな~」「司会がめちゃくちゃ大事だ」「この司会の子,頭ええんだろうな~」「こんな話し合いできるかな~」
菜摘T「これはあくまで,見本の動画です。台本もありますよ。大丈夫,みなさんもこの子たち(子役)のような話し合いができると思いますよ。」
菜摘Tから,「話し合い」することでの重要ポイントを伝授です。
みんな「ふんふん」「なるほど」「妄想でいっちゃいかんってことか~」「まとめる・・・司会がやっぱり大事だな~」
そうだね。①事実にもとづいた意見をだす ②質問する ③まとめとして,共通点や相違点を整理する
話し合いでの言葉の使い方も学習していこう。
互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い,考えを広げたりまとめたりする力を,ぜひ今回の単元でつけていこう。
次回からは実際に「話し合い」をつくっていこう。がんばれ,5年生!
ところで,黒板にチョークで学習について文字や絵を書くことを「板書」といいますが,きれいな板書は,教員として大事なスキルです。
黒板にチョークで字を書くというのは大変難しいんですよ。菜摘Tは板書が非常に丁寧で字が上手です。実践にうらうちされた洗練した技術です。お友達の手本となる,落ち着いた授業を展開するのに,きれいな板書は欠かせませんからね。
わたしは体育なので,チョークで黒板に書くというのはあんまり経験がないんすよね~。きれいな板書を見ると,自分のいたらなさを実感します。