花園小学校の中庭には,たくさんの樹木が植えられています。
南館際の真ん中あたりは巨大「キンモクセイ」ですが,そのキンモクセイより大きく,3階の窓にまで達する樹木は「クロガネモチ」です。クロガネモチにたくさんの赤い実がなっています。今,その赤い実がMAXな状態となっています。
赤い実のなる樹木は「縁起がよい」と言われます。クロガネモチの下には「南天(なんてん)」があります。
「南天(なんてん)」も,その名前から「難を転ずる」と連想され,縁起が良い植物として有名です。その他,正月飾りの定番「千両(せんりょう)」もあります。
じつは,花園小学校には,以前誰かが作製した「花園小学校樹木図」があります。この樹木図には花園小学校の校内に,どんな樹木があるのかが一覧図として,作製されています。
製作日は,2012年(平成24年)8月24日となっています。10年以上前に作製されたものなので,現在と多少ちがう部分もありますが,大変貴重な樹木図です。
ところで,赤い実をつける樹木に,「千両(せんりょう)」とよくにた「万両(まんりょう)」があります。わたしも,どちらかどうなのか,見分けかたをしりませんでしたが,先日,3年生のお友達と一緒に「南吉記念館」へいったときに・・・
「千両,赤い実。千両は葉の上に実がむらがる。万両は葉の下に実がつく。万両は千両よりおもいので。」とユーモアをまじえた表現で見分け方を残していることを知りました。さすが,南吉さんです。
来週は2学期最終週です。