1年生の道徳は「うそやごまかしをしない 『あのね』」です。
ついつい「うそ」を言ってしまったり、「ごまかそう」としてしまった経験は誰にでもあるよね。

みんなも「弟が怒らないように・・・」とか、「演習してないけど、練習したよって言っちゃった」とか、「本当は練習したのに、友達に『してないよ~』っていっちゃったりね。そういう経験は誰もがしてるよね。

さー今日のお話「あのね」を読んでいきましょう。
今日の
お話には「チッチ」と「トビー」の2ひきのネズミが登場します。森の中でチッチが「赤い車のおもちゃ」が落ちているのを発見するところから話が始まります。

赤い車のおもちゃをひろったチッチ。
チッチ「だれのかな~?かっこいいな~。ちょっとかりちゃお~」
そこへ友達のトビーがやってきます。
トビー「や~チッチ!車を知らないかい?おとしちゃったんだよう」 チッチ「(あの車だ!)・・・知らないよ(うそついちゃった!)」

どうしてチッチはトビーに「閏間は知らないよ!」って、うそを言ってしまったんだろうね?

お友達「車が気になって、遊びたいと思ったからじゃないかな~」「かっこいい車だから自分のものにしたかったのかも」
「もともとおちてたやつだしね。それで遊んでも・・・ってかんじかな」などなど。なるほど~

トビーに嘘をいってしまったチッチは、チクチクと「むねにとげがささった」ような感じになるのでした。
「むねにとげがささったような・・・」、なぜチッチのむねがチクチクとげがささっちょうな感じになったのかな?

さ~近くと、お友達と意見交流をしよう!


胸がチクチクいたいといって、トビーと遊ばないチッチ。すると、トビーは「とげ抜き」をもってきて、チッチの胸のとげを「これでとってみよう」というのです、チッチはたまらず・・・
チッチ「ごめんね、ぼくトビーに、うそをついていたんだよ。これかえすよ」
トビー「じつは・・・これお兄ちゃんのなんだ。ぼくが勝手に持ち出してなくしちゃったんだ。ぼくもお兄ちゃんに『しらない』って嘘をついてしまって、ず~とむねがドキドキしていたんだ」
チッチはむねが「チクチク」、トビーはむねが「ドキドキ」

この話の最後は・・・
チッチ「はやくこの車をお兄さんにかえそう!もうチクチクしないよ」
トビー「もうドキドキしないね」
おしまい!
ついつい「うそ」や「ごまかし」をしてしまうのが人間だよね。どうしたらいつも「素直な自分」でいられのかを考える1年生の道徳、ええね。