４年生の国語は「ウナギのなぞをおって」です。
 
　今回の「ウナギのなぞを追って」は，じつは３年生で学習した「ありの行列」と似た調査報告文なんですが，ちょっと特徴的な報告文ともいえるんです。その特徴をとらえるためにも「音読」が重要です。今日は「中」部分を重点的に学習です。
 

 

 
　しっかり音読ができたみたいだね。何度も音読することで，この報告文の特徴的な表現をさがす「かぎ」となるんだ。
 
　そうなんだよ。「～と思われる」「～と考えられる」と言った文末表記が非常に特徴的だし，いままでにあまりなかった文末表現だよね。
 

 
　このような文末表現はどんなときに使うのかな？みんなで話し合ってみよう。
 

 
　一般的に調査報告文は「調査（実験）と結果」がくり返されながら書かれているのが普通です。今回の「うなぎのなぞをおって」は，さらに「予想」を加えた構成となっていて，調査の様子がくわしく書かれている「中」のまとまりを整理することが重要なんだね。「予想」と「調査（結果）」をくり返していくことで，より確信にちかい「次なる予想」がうまれるんだろうね。

　これだけ自然科学や技術が進歩した今，それをもってしてもなぞが多い「ウナギ」，恐るべしだ。