６年生の国語は「鳥獣戯画を読む」の学習が進んでいます。このコーナーで何度も紹介している「鳥獣戯画を読む」ですが，この説明文は１年生から今までに，見たことも読んだことものない手法が用いられています。
 
　前時までに，筆者の表現の工夫を自分で考えてきました。今日はグループとなり，グループ内で意見をまとめていきます。
観点は４つ。４つの観点もお友達と話し合い考えていきます。
 

 
　まとめる中で，もう一度教科書に立ち返り，「ここの部分が～じゃないかな？」「わたしはここのワードに注目したよ」と話し合います。
 
　
 
　　
 
　自分の考えをみんなに知ってもらい，さらに深めていく，まさに「主体的，対話的で深い学び」です。これを全員で取り組む６年生，さすがだ。

　この「鳥獣戯画を読む」の筆者である高畑　勲さんは，日本のアニメーションの礎を築くとともに，他の制作者にも大きな影響を与えた方です。
１９７０年代には，ご存じ「アルプスの少女ハイジ」や「母を訪ねて三千里」，「赤毛のアン」などのTV名作シリーズで，日常生活を丹念に描き出す手法を通して，冒険ファンタジーとは異なる豊かな人間ドラマの形を完成させ，宮崎駿さんとスタジオジブリを設立しました。