4年生が理科室での実験デビューです。実験前には,髪の毛や,袖口等の身だしなみを整えることが安全な実験に必要だったね。
今日の実験は「空気の温度と体積」です。空気はあたためたり,冷やすと「体積」はどんな変化が起きるかを実験です。
つぶれたピンポン球をお湯につけます。決して,「目玉のおやじ」がお椀の風呂に入っているわけではありません。
あら不思議,へこみがもどり,また,球となったね。
ピンポン球の中の空気があたたまり,膨張することでへこみがもどりました。では,冷やすと空気の体積はどうなるのか,さっそく実験してみよう。
空気が逃げないように,「栓(せん)」として,実験用のゼリーを使います。ゼリーで栓をしたフラスコを氷水で冷やしてみよう!
フラスコを氷水につけると,ゴム管の先端にあったゼリーがスルスルとフラスコに向かって動き始めました。
空気が冷やされて,体積が小さくなることで,栓としてゴム管をふさいでいたゼリーが,フラスコ方向にひっぱられたんだね。実験は大成功だ。
今日はお湯,氷などを使った実験だけど,学年があがるにつれ,薬品やバーナーなども使います。理科室での実験には,身だしなみとともに,実験器具を大切に使う,実験中は絶対に走らないなどの注意も重要だからね。安全第一!がんばれ,4年生!