6年生の理科は「水溶液のはたらき」です。
アルミニウムをうすい塩酸に入れると,アルミニウムは気体を発生させ,見えなくなってしまいました。今日は,姿が見えなくなったアルミニウムの行方をおいます。
「溶けた」「気体になった」など予想しました。ではさっそく,実験をしてみよう。準備もすばやく,さらに火や液体等を扱いますので細心の注意が必要です。一気に緊張感がただよいます。
加熱し,水分を蒸発させます。沸騰しないよう何度も火を止め,冷めたところでまた加熱させる,これを根気よく繰り返します。
おや?変化が出てきたぞ!水分が蒸発して,固体が出現しました。なるほど,アルミニウムは気体になって姿を消していたのではなく,溶けていたんだね。しかし,もとのアルミニウムと姿・形がちがうね。別のものにかわったんだろうか?
今回の実験を通じて,新たな疑問がわいてきたね。どんどん追求していこうぜ。まさに,深い学びだ。
水に溶けている物に着目して,それらによる水溶液の性質や働きの違いを多面的に調べる活動を通して,水溶液の性質や働きについての理解を図り,実験で確かめる。さすが,6年生だ。