1年生の算数は「どちらがながい」です。
1年生で学習する量には,「長さ」「かさ(嵩)」「広さ」があります。そのなかでも,長さは初めて学習します。この学習は2年生以降で扱うさまざまな量のなかでも基本的な量といえます。
紙のたてとよこ,どちらが長いかな? えんぴつとのり,どちらが長いかな?
具体物を使って長さの比較をします。ここで大事なのは,長さのちがうひもや紙などの具体物を操作して,「長さ」という量について見いだし,具体的な操作によって比較する方法を考えることです。
見た目の長さにとらわれず,「はしをそろえる」「ぴんとのばす」「かさねてみる」などの取り決めをもとに,正確に長さを測る,比べる力は今後,定規で測る,メジャーで測るなどの学習に関わってきます。
「どちらが どれだけ ながいかしらべる」,この学習活動を通して,自分の日常生活や学校生活の場面と算数の学習をつなげることができると,もっと算数が楽しくなるね。がんばれ,1年生!