5年生の算数は「見取り図と展開図」です。
前時までに「見取り図」を学習してきました。見取図は,立体図形を立体図形らしく平面上に表した見かけの図です。
今日は「展開図」です。展開図は,立体図形を切り開いた図です。
ここで「雅子のお告げ」です。
雅子T「高さ7センチ,底面の一辺が6センチの三角柱の展開図を書きましょう」
定規や,コンパスを使って,展開図を書いていきます。順調です。展開図が書けました。では,展開図を切り取ってちゃんと形になるかを確かめよう!
お見事!切り取った展開図で三角柱ができました。そして,組み立てた三角柱を開く,そしてまた,組み立ててみる。
展開図をかいて直方体や立方体を組み立てるだけではなく,組み立てた直方体や立方体を逆に切り開くことによって,様々な展開図ができることに気づくんです。
さー,今日は「雅子のお告げパート2」があります。
雅子T「底面が半径3センチの円,高さ7センチの円柱をつくってみましょう」
展開図はなんとなくイメージができます。ここでみんなが「?」となります。
「長方形の上と下に半径3センチの円がくっついた感じだよね~」「?長方形の高さは7センチ,横は?・・・う~ん」
この考えることが大切なんだ。
「円周だ!,そうだ円周だ!」,ええとこに気がついたね。
これまた,お見事!注文通りの円柱ができました。ええぞ,5年生!
今回の授業で,驚いたことがあります。
みんながつくる三角柱,円柱より小さなサイズの三角柱,円柱をつくったお友達がいたことです。
「方眼紙がもったいないので,わたしは1/2スケールでつくりました」
「方眼紙を使って,たくさんつくりたかったので,縮尺サイズでつくってみました」
と教えてくれました。この縮尺,拡大の概念を5年生にして理解しているとは,おるべしです。すごいぞ~!
さて,今日の給食はと言うと・・・
「ごもくごはん」です。今回はなんと三河のアカドリいりです。「ごもくごはん」は他におかずがなくても,どんだけでもたべられる「魔法のごはん」です。
ずいぶん前ですが,平成の初め頃,武豊町で堀田稲荷神社奉納相撲大会というのがあって,わたしが顧問をしていた柔道部のメンバーと参加しました。その相撲大会の要項には「集合9:00 相撲大会開始13:00」となっていました。午前中は何をやるのだろう?と思いましたが,集合時間に行くと,女性の方が「は~い,おはようございます。じゃ~みなさん2階にあがってくださいね」となり,2階にあがると,ホールにすごい大きさの炊飯器に,これでもかと思うほどの「ごもくごはん」がたいてありました。中学生は「ごもくごはん食べ放題!」でした。みんな,ようけごもくごはんをいただいて,午後から相撲大会が盛大に行われたことを思い出します。