3年生の理科は「ゴムや風のはたらき」です。まずはゴムを使って車を走らせます。
ゴムをひっぱり,ゴムが縮む力を利用することで,車が走り出しました。
よーしということで,「もっとゴムをひっぱれば,遠くまで車が走るかもしれないぞ!」「ゴムを2本にしたら,車のスピードが上がるかもしれない」と考えます。この発想が大事です。ゴムをひっぱる,本数を増やす,これは車を走らすエネルギーそのもの,そしてエネルギーを増幅しようとする新たなチャレンジなんです。
次は風で車を走らせます。
風をうけて車は走り出しました。風も車を走らすエネルギーになるんだね。
実際に車を走らせることでどんな力がエネルギーとなるのかを考える3年生でした。
私が小学生のとき,トヨタの工場見学に行きました。コルサ(ターセルだったかも)の製造ラインを見学した後,全員に「TOYOTA2000GT」のミニプラモデルが配られました。あれはバネを縮めて車を走らすものでした。バネを二個にするともっと速く走るんじゃないかといって,バネを二個にして車をセットする棒を無理矢理押し込んだら,その棒が折れ,使えなくなってしまいました。これまた,勉強です。