２年生の生活科は「つくって　あそぼう　うごく　おもちゃ」です。
 
　あれ？図工？と思いますよね。これ立派な生活科の単元なんです。あとでわかりますよ。
前時までに，「かさいれロケット１号機」の製作をしました。つくってみたけど，あまり遠くまで飛ぶロケットはつくれませんでした。そこで，今日はかさぶくろロケットを遠くにとばすため工夫を考えます。
 
　「空気の量」「羽根の大きさ」「羽根の形」「羽根の数」「テープの重さ」など，自分が追求したい改良点でグループに分かれます。
 
　別れたグループでお互いの意見を交流させ，「これ，やってみよう！」となったことを実践してみます。
 

 

 
　グループで話し合って，改良を加え，とばしてみる。そして，また，話し合って，改良する。そして，とばす！この繰り返し，まさに試行錯誤です。
 
　身近なもので，おもちゃをつくり，その動きの面白さや不思議さ，みんなでつくる面白さを体感する，これが生活科での大事な目標なんです。そいて，試行錯誤を繰りかえすことで，作り方，遊び方を工夫しようとする気持ちをもつことも大切なんです。
 

 

 
　そして，何と言ってもこの授業での目玉は，「もっと遠くまでとばすには，もっと･･･をやってみよう」の追求です。そして，友達との交流で教え合う，アイデアを出し合う「友達のよさ」に気づくことなんです。

　いっぱい意見交流をして，いっぱい工夫して，いっぱい試行錯誤する２年生の生活科の授業，ええね。

　今回の授業は仁美Tの研修を兼ねた研究授業として行いました。仁美Tお疲れ様でした。
 

 
　みんなが帰ってから，先生たちで試作品をいくつもつくり，予備実験？をしていました。